応急処置 【海や川における事故】
海や河川、プール等での事故を防ごう
海や河川、プール等での「おぼれる」事故は、命の危険につながる可能性が非常に高いです。
事故防止のため、以下のことに注意しましょう。
1. 子どもと一緒の場合は、子どもから目を離さず、
保護者や大人が必ず付き添って遊びましょう。
2. 子どもが泳いでいる時は、監視員がいる場所でも
油断せず注意をしましょう。
3. 飲酒しての遊泳は、大変危険ですので止めましょう。
4. 海や河川では、気象状況に注意し、遊びを中断したり
延期することも大切です。
5. 海や河川では、ライフジャケットの着用するなど、事故防止に努めましょう。
海の生物による事故
アンドンクラゲ |
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写 真 |
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応 急 手 当 |
1.最初に海水で洗い流す。 2.刺胞が見える時は、ピンセット又はゴム手袋等で取り除く。 3.受傷部位を氷のう等で冷やし、傷病者の保温と安静に努める。 4.もし意識状態が悪化し、呼吸がなくなったら心肺蘇生法を行う。 |
オニダルマオコゼ |
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写 真 |
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応 急 手 当 |
1.傷口を洗浄し、棘があれば慎重に抜く。 2.40~45℃のお湯に30~60分くらいつける。(痛みが緩和) 3.その後、医療機関へ受診させる。 |
ミノカサゴ |
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写 真 |
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応 急 手 当 |
1.傷口を洗浄し、棘があれば慎重に抜く。 2.40~45℃のお湯に30~60分くらいつける。(痛みが緩和) 3.その後、医療機関へ受診させる。 |
ゴンスイ |
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写 真 |
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応 急 手 当 |
1.傷口から毒をしぼり出し、40~45℃のお湯に浸ける。(痛みが緩和) 2.その後、医療機関へ受診させる。 |
ガンガゼ |
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写 真 |
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応 急 手 当 |
1.棘は折れ易く体内に多数残されやすいので、医療機関で取り出してもらうほうが無難。 2.受傷部位40~45℃のお湯に浸けると痛みは和らぐ。 |
ヒョウモンダコ |
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写 真 |
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応 急 手 当 |
1.咬まれたら毒をしぼり出す。(決して口で吸い出したりしないこと。) 2.受傷部位をきつく縛る。 3.ただちに医療機関へ搬送する。 4.呼吸停止や心停止に陥った場合には、心肺蘇生法を実施する。 |
その他の応急処置
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【症状と病態】 釣り針やクギなどが刺さった時に一番心配されるのは、刺さったものが汚染されていることです。傷口は小さくても内部に菌が入り込み、化膿したり感染症を起こす場合もあります。 刺さったものが抜けている場合でも、体内に一部が残っているのは危険ですので、抜けたクギや釣り針は捨てずに受診時に持参して、医師に見せます。
【応急処置】 (1)クギは、刺さっている方向をよく見て、ペンチなどでまっすぐ一気に引き抜く。釣り針は、 皮膚の表面に近いところに刺さっているならば、針先を皮膚の外に押し出すようにし、「返し」の部分をペンチなどで潰すか切断してから抜き取る。 (2)抜いた後の傷口から血を絞り出す。 (3)消毒して絆創膏などでガードする。
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